☆漢字の形に興味を持ち、成り立ちを知る
漢字辞典などで漢字の成り立ちを解説した絵を見て、漢字の元となった物を調べる。
☆漢字学習は「書く」前に「読む」から始める
書くより、読むほうがハードルが低いので読む練習を続けることで、漢字に慣れ、漢字の字形も頭に入るようになる。声を出しながら覚えるとなお効果的。
☆漢字の書き順は7つの基本ルールと例外をおさえる
①上から下 … 三など
②左から右 … 川など
③縦横が交わる字は、横棒から縦棒 … 十など
④真ん中と左右がある場合は真ん中から … 小など
⑤左払いが先で右払いが後 … 文など
⑥真ん中を貫く画は最後 … 中など
⑦外側を囲む角は先に … 四など

7つの基本ルールを色々な字で確認していくと、ルールへの理解が深まります。また、ルールに当てはまらない漢字は、要注意漢字として意識していくようにします。例えば、「右」という漢字。横棒から書くのではなく「ノ」を先に書く。なお、書き取り回数は丁寧に書ければ3回程度で十分です。
☆「はね」・「はらい」・「とめ」・「おれ」や横・縦棒の数に気を付ける
大体の形は書けているのに、「はね」・「はらい」・「とめ」・「おれ」が丁寧に書けなければテストで減点されることがあります。横・縦棒の数が違えば誤字となります。
☆部首や意味、読み方など似ている漢字を関連付けて覚える
習った漢字の数が増えてきたら、複数の漢字を下記のように関連付けて覚えていくと効果的です。
同じ部首の漢字 花、草、若 決、流、温 など
意味が似ている漢字 救、助 造、作 応、答 など
読み方が似ている漢字 移す、映す、写す 対象、対照、対称 など
反対の意味になる漢字 強い、弱い 始まる、終わる など
☞次ページ・・・『漢字を楽しく覚えるアイデア』




