「できる」「楽しい」が やる気を高める
あつまさ先生
子どもが自主的に勉強するようになるためには、土台づくりが大切です。「勉強したい！」とやる気になれるような、保護者のかたの支援が決め手です。
★ 家庭学習は「好きな教科」から
家庭学習は、子どもが楽しくできる教科から始めるのがおすすめ。まずは、「勉強できた」という自信や経験を積んでいきましょう。家庭学習というと、つい苦手なことから始めようとしがち。しかし、苦手なことにやる気を出すのは大変です。ですから、「これならやれる」「やってみたい」と思えるものをメインにしましょう。それだけで終わってしまっても大丈夫。ここで勉強をする習慣をつけることで、苦手な教科にも少しずつ取り組めるようになってくるはずです。
★ 親子で一緒に勉強する
時間に余裕があれば、保護者のかたも一緒に勉強してみてはいかがでしょうか。1人で勉強するよりも、誰かと一緒の方がやる気になることがあります。子どもと同じドリルを解いてもよいですし、本を読む時間にしてもよいです。例えば、「百マス計算」を親子でして、時間と正確性を競うのも楽しいものです。
★ 勉強しやすい時間を選ぶ
家庭学習の時間は、帰宅後にこだわらなくても大丈夫です。「早起きは得意だから朝勉強したい」という子もいれば、「朝は苦手だから寝る前に勉強したい」という子もいます。どの時間なら勉強しやすいか、子どもと話し合って決めてみてください。また、塾や習い事の有無、保護者のかたの就業状況など、環境によっても違ってくるでしょう。それぞれの家庭でベストな時間は異なるはず。家庭に合った方法を選ぶことが大切です。
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