
函館市神山にある【えほんカフェひっぽ】。店主の中川裕司さん(通称 ひげさん)がおすすめの絵本を紹介してくれます。子どもだけでなく、大人にも響く絵本の数々をお楽しみください。
『ひげのつぶやき』では、父であり、教員経験のあるひげさんが見つめる子育てや日常のアレコレを綴ってくれます。これが心に沁みるんです~。どうぞご覧ください。


読者の皆様、明けましておめでとうございます。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
お正月は楽しく過ごされたでしょうか。一昨年は能登の地震、日航機の炎上という不穏な年明けでしたが、今年は雪かきに追われるくらいで平穏な正月でしたね。どこにも行かずに、3日に亀田八幡宮の初詣に行ったくらいです。おみくじは「吉」でした。平凡が何よりですよ。欲たかって大吉が出るまでがんばってはいけません。
さっそく今月の絵本です。


「おせち」
文・絵:内田 有美 料理:満留 邦子 監修:三浦 康子
出版:2024年 定価:本体1,000円+税
福音館書店
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表紙はいかにも美味しそうなおせちの重箱の写真です。
ページをめくると「おせち料理は新しい年を祝う嬉しい料理、みんなの願いがこめられています」
そして最初は「黒豆」です。
「まめまめしく暮らせますように」との願いが紹介されています。
次は「数の子」「子どもがいっぱい生まれますように」、「たづくり」「イワシは田んぼの肥やし、お米がたくさん実りますように」おせちの料理の一つひとつに込められた願いが、写真とともに語られていきます。読んでいると、昔に亡くなったおばあちゃんが願いを語ってくれているような懐かしさに包まれます。
一の重は口どり、二の重は焼物、酢の物、三の重は煮物。
そんな決まりごとがあるのにびっくりします。
全てを手作りでなどという時代ではありませんが、昔からの新年を祝う日本の風習があることを次の世代に伝えていかなくてはならないなぁと思わせてくれる絵本です。


料理ひとつひとつに込められた願いを知って食べると、おせちの味わいがまた一つ上がりますね!
それにしても日本って、ダジャレや語呂合わせが好きですよね♪
日本だけじゃないのかな?そうやってユーモアを持ってひたむきに頑張る日本人の心、受け継いでいきたいですね。



ひげの今年のモットーです。
午年なんで馬にちなんだ言い伝えです。
中国の昔話。
国境の砦の近くに貧しい爺さんが住んでおりました。ある日大切にしていたこれまた年老いた馬が逃げ出してしまいまして、嘆き悲しみました。すると、年老いた馬が立派な若駒を連れて帰って来て、お陰で爺さんは豊かに暮らせましたとさ。
「人間」は「じんかん」世の中、世間です。「塞」は砦(とりで)で、「翁」は爺さんのことです。「が」は「の」の意味ですね。
一見、不幸だ、ついてないと思えることにも必ず裏があって、幸運を引き寄せることができる、目先のことに一喜一憂してはならないという教えなのでしょう。年老いた馬を翁が大事に愛情をかけていなかったら、若駒は来なかったのでしょうね。
さぁ、今年も前を向いてボチボチと力まずに、やっていきましょう。

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お正月休みが終わり小学校もスタート、日常が戻ってきました。
今年は”後回し”をなるべくやめて、ちゃちゃっと行動する!が目標です。
ついつい、明日畳もう~と洗濯物の山を隅に寄せたり、明日片付けよ~と買ってきたものを開封せずに隅に置いたり、その他諸々をちゃちゃっとやっつけちゃう。
そんな1年にして、時間を有効に使いたいなと思います。
さて、つぶやき。
”一喜一憂しない”は私の大切にしていることの一つです!
もちろん大喜びしたり、大泣きしたりはしますが、「これで絶対安心」とか「もう絶望」みたいな極端な感情に振り回されず、なんとかなるさ~精神でいるのがいいなぁと思っています。
でもそこに「感謝の気持ちを忘れない」とか「思いやり」みたいな感情はしっかりプラスしなくちゃいけないですね。
ひげさんの言う通りボチボチやっていきましょう。(でもちゃちゃっともやります笑)
今年もどうぞよろしくお願いします(^^)/
ままっち!編集部 Tammy
えほんカフェひっぽ
住所 函館市神山3丁目64-2
TEL 0138-87-2691
営業時間 11:00~18:00
定休日 毎週火、水曜日
HP http://hakodate-ehoncafe-hippo.com/
Instagram https://www.instagram.com/_cafe_hippo/


