第66回【前編】
前回ご紹介した函館のシンガーソングライター相田日芽さんからバトンが渡った66
人目のゲストは、おさかな専門シンガーソングライター「齊藤いゆ」さんです。
3歳の息子さんのパパでありながら、多岐にわたる挑戦を次々と形にしていくその行動力に、取材中つい「すごい…！」と何度も声が漏れてしまいました。
幼い頃、漁師の祖父がいる戸井で、魚と共に育った齊藤さん。
高校3年生の時には、難病を患った祖母を支えたい一心で医療ソーシャルワーカーを志し、まっすぐに人のためを考えて進んできました。
しかし交通事故をきっかけに、人生を根底から見つめ直す転機が訪れます。
「自分らしさってなんだろう？」
その問いの先で見つけたのが、”大好きな魚”と“大好きな音楽”を掛け合わせるという、唯一無二の道。
誰にも真似できない表現で、様々な角度から地域に貢献されています。
そんな齊藤さんが、今の活動、そしてままっち！をご覧の皆さんへ向けた熱いメッセージを届けてくれました。どうぞご覧ください！
おさかな専門シンガーソングライター
齊藤 いゆさんより
ままっち！をご覧の皆さまへメッセージ
このページを魚卵（ご覧）頂き、ありがとうございマス！
おさかな専門シンガーソングライターの齊藤いゆです。
私は、函館で生まれ育ち、高校卒業後、札幌で医療ソーシャルワーカー、音楽家として活後、2023年に函館に遡上（Uターン）しました。
現在は、様々な活動を通して、「海と人をつなぐ活動」をしています。
– 音楽活動
元々は、幼少期からヴァイオリンに触れ、2012年に結成したアコースティックユニット「ぱれっと」で、2014年にはAKB48主演映画挿入歌、2015年AIR-G’オンドラ主題歌などを手がけさせて頂いてました。2018年には、札幌市主催「虹と雪のバラード」アレンジコンテストで最優秀賞を受賞し、アレンジした楽曲は札幌市役所保留音への起用、チ・カ・ホでの定期放送が2024年まで行われました。札幌冬季オリンピックパラリンピックの楽曲である「虹と雪のバラード」の原曲を歌うトワ・エ・モワと道新ホールで共演を果たし、オリンピックミュージアムの開会式やスキージャンプ大会、オリンピックパラリンピック写真展開会式など、数多くの場所で歌わせて頂きました。
現在も、魚以外の音楽も多数手がけさせて頂いておりますが、2020年より、おさかな専門シンガーソングライターとして、全国活動を精力的に行い、ライブハウスや魚祭りのイベントなど、様々な場所で泳いでいます。
– 海ごみデザイナー
海洋ごみを活かしたアート作品を手がけ、海ごみの現状や生き物への影響などを表現しています。こちらは、八雲町にあるぺコレラ学舎の壁に、子どもたちと一緒に作った大きなくじらのアート作品を総合監修させて頂きました。
– 釣り講師
川、湖、海などを中心にショア、オフショアのフィッシングガイドを務めており、現在は海洋教育に力を入れています。
– 魚記事の執筆
現在は、全国各地のメディアのライティングも手がけており、北海道では、北海道新聞みなみ風にて、「なるほど美食住」の執筆をさせて頂いております。
– ラジオ活動
2019年より、FM NORTH WAVE ＃ゴゴラジにて、「いゆのととトーク」「いゆのおさかな図鑑」として、魚についてラジオの波を通して話させて頂いております。また、Air-G’FMでは、釣りロケ番組に出演、全国番組KNOW THE SEAにも出演しております。
– タレント業
テレビのリポーターや、魚料理、バラエティ番組出演など、多数行っております。
– 講演活動
いゆの「すぎょい授業」と称して、医療ソーシャルワーカー時代から大切にしているストレングスモデルに基づいた魚を通して人を感じ、人を学ぶことができる「すぎょい授業」を、全国各地で行わせて頂いております。魚の「すぎょい」から、人間の「すごい」へ。子どもから大人まで、ストレングスを通したワークショップを行い、”気づき”のきっかけ作りをさせて頂いております。
– 魚屋さん：福田海産株式会社
函館市宇賀浦町の海岸線にある、福田海産株式会社で水産加工工場長を務めております。未利用魚活用に力を入れており、マイワシを使ったハコダテアンチョビを仕込んでおります。また、地元の魚を地元の子どもたちが食べられるようにと、未利用魚であったアブラツノザメやホシザメを活かし、小骨が一切ない、「函館サメフライ」「函館サメフライバーガー」を開発しました。現在、函館サメフライは、函館市内の保育園幼稚園の給食で、たくさんの子どもたちに食べて頂いています。
Cheer up！Baton.66 後編【12月10日公開】
齊藤さんからのメッセージ後半をご紹介します♪
