
函館市神山にある【えほんカフェひっぽ】。店主の中川裕司さん(通称 ひげさん)がおすすめの絵本を紹介してくれます。子どもだけでなく、大人にも響く絵本の数々をお楽しみください。
『ひげのつぶやき』では、父であり、教員経験のあるひげさんが見つめる子育てや日常のアレコレを綴ってくれます。これが心に沁みるんです~。どうぞご覧ください。


読者の皆様こんにちは。ひっぽのひげです。
インフルエンザ大流行の最中ですが、お変わりありませんか。「師走」ですね。教師、牧師、医師、看護師、技師など世の中にはいろんな「師」がいるわけで、みんな走るほど忙しいのです。何も12月に限ったことでもないと思います。
読者の皆様も、やれ大掃除だ、クリスマスだの忘年会だ、年越しの準備だと慌ただしくしているうちに、すぐ正月です。
ボーっとすることを大切にしながら楽しく「師走」をお過ごし下さい。
さて、12月のひげ文庫です。


「サンタクロースの冬やすみ」
作:マウリ・クンナス 訳:稲垣美晴
出版:2021年 定価:本体1,800円+税
偕成社
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やっぱり12月はクリスマスの絵本でしょう。
去年の12月のひげ文庫(vol.44)は「サンタクロースと小人たち」でしたが、その続編です。
クリスマスイブに大活躍したサンタや小人たちが、山のふもとの秘密の村でその疲れを癒す13日間のお話です。ユーモラスなサンタや小人たちが、赤を基調にして細部まで描かれていて、ため息が出ます。
サンタさんたちの冬休みは12月25日のクリスマスの日から始まります。
みんな朝寝坊してゆっくり朝ご飯でパーティーです。プレゼントをもらいます。
26日は馬そりに乗る日です。夜には村中集まってダンスパーティーです。
27日は劇をみる日です。主役はサンタさんです。
そんな調子で、いたずらの日、スポーツの日、おおみそか、元日、雪だるまの日などなどと続き、最後は1月7日仕事始めの日となります。
どうぞ、サンタの村人になった気分で楽しんで読んでくださいね。

1年に1度の大仕事を終えたサンタさんと小人たち。
クリスマス後に読んで「今頃サンタさんたち雪遊びしてるのかな?」なんて、子どもたちと想像するのも楽しそうですね♪
細かく描かれた絵に、大人も夢中になれる1冊です!

作:マウリ・クンナス 訳:稲垣美晴
出版:1982年 定価:本体1,800円+税
偕成社
あらすじ フィンランドの北のはずれ、コルバトントリ山のふもとに暮らすサンタさんと小人たちの物語。オモチャ工場や、”いい子”調査をする小人たちなど、クリスマス準備に大忙しな様子が描かれた楽しい1冊です♪
ひげ文庫vol.44はこちら



つい・・・だんご屋さんとかケーキ屋へ行くと2つ買えば十分なのに、つい見栄を張って3~4つ買ってしまいます。
「お店の人にケチくさい客だ」と思われたくないとか、
「少なかったら申し訳ない」なんて気持ちになって、後でお腹一杯になってから後悔します。
友だちと呑んでいて「いいよ!ここは俺が持つから!」なんて、ついない袖振ってしまいます。
「いいヤツと思われたい」などと思っちゃうんですな。
程度の差こそあれ、誰にでも他人からどう見えるかという「見栄」は、あるように思います。
他人の目・・・「デパートに行くからこの服じゃ見栄えが悪いなぁ」とちょっとおしゃれして出かけることになります。「誰が見てるかわからんからゴミをポイ捨てしないでルールは守るか」となります。それはとても日本人らしい感覚で、それがきれいで安全な日本の社会を作っていると考えられます。
「見栄」のいいところですね。(でも、最近の渋谷はゴミだらけだそうで・・・)
今・・・自分さえ良ければいいと言うような「日本ファースト」の風潮が広がる中で、自分の身の程に合った「見栄」を保ち続けるのは大切なことのように思います。
何やらお坊さんの説教のようになってしまいました。失礼しました。

お便りひっぽ222号の記事から
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2025年最後のひっぽのひげ文庫です!
皆さん気になった絵本はありましたか?(^^)
6月にはひげ文庫50回目を記念して「ひげさんとおしゃべり会」を開いたりしました♪
絵本を読んでもらう時間って、心がリラックスして暖かい毛布に包まれたような安心感がありますよね。
忙しいこの時期ですが、10分だけ早くお布団に入ってお子さんと絵本タイムを取るのもいいかもしれません。
さて今回のつぶやき「見栄」。
私も”ケチくさい”って思われたくないタイプですが、だんだん見栄を捨てることが出来るようになってきました。
例えば美容室でトリートメントを断るとか…(笑)
前なら断り切れずにお金をかけてしまっていましたが、最近は断れちゃう自分がいます。
これはおばちゃん化が進んでいるからなのでしょうか…
それはさておき、自分の首が締まるような見栄を重ねる必要はないけれど、適度な見栄はあってもいいのかもしれませんね。
「言ったからにはやる」と頑張るきっかけになったりするのかも。
見栄っぱりだな~って思われない程度に見栄張っていきましょう。
今年もみなさまひっぽのひげ文庫をご愛読いただきありがとうございました(^^)/
また来年お会いしましょう♪
ままっち!編集部 Tammy
えほんカフェひっぽ
住所 函館市神山3丁目64-2
TEL 0138-87-2691
営業時間 11:00~18:00
定休日 毎週火、水曜日
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